感想

さよならユーリカ(個人感想)

寒いですね……。
今回はサークル「フロッケプリカ」さんからさよならユーリカというお話について少し書きたいなぁと思います。

sayonara

こちらのサークルさんを知ったのは初めてコミティア参加した時だったのですが、綺麗なポスターに惹かれてでした。
そこでジランドールの灯り守シリーズを手にとって以来毎回新刊が出る度にチェックしているサークルさんです。
表紙のセンスから毎回私のツボをついてきます。表紙を眺めているだけで楽しい…!!
どの作品も好きなのですが今回は「さよならユーリカ」についてです。他の作品についても改めて語りたいなぁと思っています。
他の作品はファンタジー色が強いものが多いのですが、こちら完全に毛色が違います。そして、BL物!!!大好きです。

お話は、江上くんという学生の男の子が憧れる大好きなバンド、ハロルドセンの解散ライブに行くところから始まります。その帰り道でハロルドセンのボーカル紙島さんと偶然出会ってしまうという。運命のような展開ですね。
そして、タイトルの「さよならユーリカ」はこのハロルドセンの初めての曲にして最後に出す代表作のようです。
ここから、二人の関係は始まるのですが最初の重たい感じから二人の会話が描かれてくると凄く軽快な心地いいやりとりになってきます。
この辺りでぐっとお話に引き込まれていくのが瓜田さんの展開の上手さだなと思います。登場人物達が、みんな気づかい上手で心地いいんですよね。江上くんも紙島さんも江上くんの友人橘川くんも。不快に思う人がいない、というか。そこも大好きな要因の一つです。

お話が進むにつれて最初は軽い感じだった紙島さんがだんだんと江上くんに本音の部分を見せてくるのですが、江上くんも江上くんでこう直球で言葉を投げる人だから紙島さんの方が辛くなっちゃうんだろうな。
音楽で生きていくことに諦めじゃないですけど、挫折みたいな自分の中の限界を感じて迷いみたいなものがある時に江上くんは「神さま」とか言っちゃうし、そういう直球の言葉に救われる時もあれば辛くなっちゃう時もありますよね。
二人は一回ケンカをしてしまうわけですけど、けど紙島さんは江上くんに会いにくるんだよなぁ!!まぁ、忘れものがあったからっていうのがあるんだろうけれどそれがウォークマンなのが大きかったのでは?と私は思いました。
そのウォークマンの中には当然江上くんが大好きなバンド、ハロルドセンの曲が入っているだろうし中身を勝手に見たわけではないだろうけど軽い確認はし、入っている自分の作った曲、もしかしたらさよならユーリカかもしれないが目に入った可能性がないわけではないよなと思ってしまったりしました。
そして、会いに来て江上くんが歌っているのが「さよならユーリカ」!これは、運命を感じるしかないですよ。
最後までずーっと読んでいくとこの二人、マジで運命としか思えなくてゾッと鳥肌が立ちました。淡々と綴っていっていた世界がカチリとハマる瞬間は言い様のない興奮を覚えました。
二人が混じり合うことはこれから先ないのかもしれないですが、紙島さんが一番最初に作った歌に救われた江上くん、江上くんの思いに救われた紙島さんというのは誰にも代えのきかない唯一無二の関係であり、神聖さを感じます。こういうの、大好きです!性癖どストライクでした。

まぁ、私のご託はいいのでとりあえず読んで見て欲しい。
実はこんな素敵な作品が無料で読めちゃうんだぜ……。

さよならユーリカ

見てくれ、本当に素敵だろ……?
サイトもセンス溢れてるので、眺めているだけでも楽しいです。

フロッケプリカ様➤http://aliena.silk.to/

 

結城あさのり

 

 

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